新車販売アイディア(駐車場つき新車販売?)

僕が最初に新車を購入した際に、ムリを聞いてくださった某ディーラーのS課長さん、あの時はありがとうございました。そこでディーラーさんへ僕の提案ですが「駐車場つき新車販売」と言うのはどうでしょうか。都心に勤務しているサラリーマンにとって駐車場は大きな負担になります。都心のディーラーさんに限らず、地下鉄やJRターミナル至近のディーラーさんの新店舗や、リニューアルの計画があるなら、大規模な立体駐車場と一体のショールームを建築することが販売促進にもユーザーの囲い込みにもなります。パチンコ屋さんにある、あの手の大駐車場です。朝クルマを駐車してサービス・フロントにキーを預け、途中入出庫も可能で、点検整備等は帰りには完成しているとか、給油や電気自動車ならチャージもできるシステムです。無料なのか廉価なのかは別にしてユーザーの要望には応えることができるのではないでしょうか。さらには、シーズンオフのタイヤも預かって貰えればマンションなどに住むユーザーにも歓迎されます。以前にメーカー系のディーラーさんの専務さんに一度お話したことがありましたが、未だ実現していません。ユーザーの駐車期限を2年間とした場合、クルマのマイナーチェンジやフルモデルチェンジの際の買い替え促進や新規ユーザー獲得策としても有効ではないでしょうか。もちろん駐車場内でのトラブルはユーザーの責任だが、保険ビジネス上、防犯監視カメラ設置で集中管理もお薦めしたい。

駐車場つき新車?(月末締め日購入編)

或る日、自宅のシャワーで汗を流し一息ついた時、急に一台目の新車が欲しくなった。25日の日曜日の夕刻だった。あれほどアレコレ迷った車種だったが、もうサニーでもカローラでも何でも良かった。電話帳から探すことにして手に取ると、裏表紙になんと某ディーラーさんの2分の1ページ広告が掲載されていた。「渡りに舟」と探す手間が省けたので早速、会社に近い拠点に電話すると、営業部のS課長さんが電話口に出られた。僕「一番~安~いクルマありますか?」、課長さん「有りますけど、二番目に安いクルマをお薦めします」、僕「どうしょうかな?」、課長さん「一番安いグレードは、リヤウインドウに熱線が無いので冬場に雪が積もって見えなくなり北海道向きじゃあないんですよ」、僕「わかりました、じゃぁ検討します」と、電話を切ろうとした時、課長さん「待ってください!月末で後1台なんです!今買っていただければ何でも言うこと聞きますから」と。僕「エアコンがあればいいですよね・・・・・・」、課長さん「いいですよ」、僕「それから・・・・・もう一つだけ無理なお願いがあるんですが・・・」、課長さん「何か・・・?」、僕「御社と会社が近いので駐車させてもらえませんか?・・・・・」、課長さん「いいですよ・・・実は今日は月末締め日で、営業も全員出払っていて、私は彼らからの報告待ちで出かけられないので、今すぐ判子持って来ていただけるなら」と。僕はすぐに自前全塗装のサニーで出かけて契約した。さすがにサニーは査定どころか廃棄処分料が必要だった。それから僕は毎日会社へクルマ通勤し、すっかり運転が身についた。1年半ほど駐車させていただいたが、さすがに気が引けて、他に駐車場を契約した。月末になるとこんな事を思い出す。「S課長さん、あの時は我がままを聞いてくださり、本当に、ありがとうございました」