雪の赤井川でのドリフト撮影

お正月も明け、有名メーカーから出向の某ディーラーの社長さんと一緒に、冬の赤井川で4WDの乗用車デビューの広告に使用する写真撮影に行くことになった。小樽の店で待ってると言うので朝9時に立ち寄ると、社長さんらしき人が見当たらない。スタッフに聞くと、なんと社員と一緒にママさんダンプで除雪作業中だった。そんな活動的な社長さんを乗せ赤井川に向かった。山中でカメラマンと社長さんを降ろして僕がドライバー役だ。ギヤを落としてアクセルを踏み込み雪煙をあげてドリフト走行を繰り返した。社長さん「僕にも運転させろ!」と。さすがに僕もお断りした。大ディーラーさんの社長さんに、しかも暖かい本州出身で北海道の冬道での運転にも不慣れのはず。とても危険な行為はお薦めできない。撮影は終了!帰る段になって今度は社長さんが「新しい4WDの乗り心地を知りたいから運転して帰る」と言うので仕方なく交代した。赤井川の山を降りるまでの「恐怖の時間」はとても長く感じた。やっぱりお断りすべきだったと。その写真は新聞広告に使用した。

ランクル片輪走行!

若いときは平気で無茶をやってしまう。今思えば「ゾッ!」とするが、建機メーカーの若手社員と僕は360度自然の風景を探してロケハンに向かった。広大な風景の中での建機のカレンダー用写真撮影のためだった。早朝から黄色いキャビン付きのランクルで二人で出かけた。海辺の国道はクルマもなく快適なドライブだった。が、突然彼が「片輪走行」をすると言い出した。映画でしか見たことがなかった僕は「出来るわけがない?」と思いながらもまさか本気だと思わなかったのだが、なんと、カーブに差し掛かった時の横Gを利用して右の前後輪を持ち上げた後、直線でやってのけた。助手席の僕は息を呑んでシートにヘバりついて怖かったが、彼とは仕事で気心知れた仲で信頼感も手伝ってその時は感心した。彼も出世して上に立ったが、あの時の無謀さはどこに置いてきたのか?今ではハイブリッドの乗用車に乗り、まるで別人の振りをしている?