これまでの僕の経験からは、国産・輸入車に限らずニュー・モデルよりもマイナーチェンジ・モデルがいい。プレーリーの場合デビューしたてのニュー・モデルを購入したが、当時ヘビー・スモーカーだった僕は、新車に初めて乗ったその日の夜、暗い室内のどこにシガー・ライターがあるのか?灰皿がどこにあるのか?手探りで探し、見つけて引き出したが、暗くてどこに灰を落としていいのかわからず、仕方なく窓を開けて車外に捨てるざるを得なかった。シガー・ライターにも灰皿にもライトがついていなかったのだ。設計の方は、きっと喫煙していない人に違いない。どうせなら灰皿も付け忘れてくれた方が、禁煙できて良かったのに思う。デビュー時のプレーリーにはまだあった。時々エンジンが止まるのだ。ガソリンの濾過をするストレーナーが他のモデルの部品を流用したらしく小さすぎてゴミが詰まってガソリンが行かずエンストする。街中でも、郊外でもエンジンが何度か止まった。夏の本州でもエンジンが止まってお盆休みで整備工場も動かず困ったことがある。もしも高速道路走行中に起きたら大変だった。その後のモデルは改良されている。もう一つはMINIのデビュー・モデルだ。CVTミッションがブレーキを踏んで信号待ちしていると車体が前に出たがるように「ガクガク」揺れだすので仕方なくニュートラルにして信号待ちしていた。ショックは硬く街中の路面の凹凸を拾ってハンドルへのキックバックもあった。2003年デビュー当初はクライスラー・エンジンを載せていたが、今ではBMWエンジンを搭載、ショックも改良されている。すべての操作が重い感じや硬いショックについては個人的には好きだった。街中を出て遠出するとBMWと同じく真価を発揮したからだ。BMWの1シリーズのデビュー・モデル(フォグが丸)でもエンジンが止まったりした。マイナーチェンジ後のモデル(フォグが四角)に今も7年間乗っているがすっかり良くなっている。中古車を選ぶ時には販売スタッフに、その辺の事も詳しく聞いたほうがいい。今の1シリーズはツインパワー・ターボ(低速でもターボが効く)エンジンで、燃費も16km/ℓも走るらしい。夏にはモデルチェンジ?があるらしいので、特別キャンペーンで1.99%の低金利ローンが使えるのと、成約者全員に20万円分の旅行券とかプレゼントがあるらしい。今がお買い得かもしれない。