自宅に戻ろうと大谷地から北野あたりを走行中、片側二車線の右前方を大型バスが走っていた。薄暮で少し見づらかったが、二車線の中間の道路上にコーヒー缶のようなものが置かれているのが目に入った。『ヤンキーの仕業か?・・・?』と、その瞬間、大型バスの運転手は気づかなかったのかコーヒー缶をタイヤで引っ掛けてしまった。コーヒー缶は宙を舞い僕の新しい『プレーリー』のボディにぶつかって落ちた。その場でハザード・ランプを点け降りて見ると、案の定、ボディが引っ込んで傷ついているではないか。証拠品を回収して早速!追跡が始まった。二つほど信号を越えたあたりで大型バスを追い越してターン・シグナル・ランプで前に出、ハザード・ランプを点灯しながら窓から手で左に寄るよう合図。大型バスの運転手もコーヒー缶を跳ねた事は気づいていたらしく、僕の差し出した証拠品とボディの傷を認めた。その日はバス会社も営業時間外と言う事で、夜は汚れたボディについた証拠の傷が雨に流されないようにガレージに入れ、翌朝一番にバス会社に証拠品のコーヒー缶持参で管理者と交渉。僕の購入ディーラーさんで完全に修理をお願いし、バス会社に請求してもらった。道路にコーヒー缶を置いた奴に言いたい『カンベンしないぞ!』。