事故に役立つ特技!

僕は数字を記憶する特技があるが、或る冬のアイスバーンを時間を気にしながら急いでいた。交差点で前が詰まり、ブレーキでスリップし、前車のバンパーの角に接触!。僕は降車して駆け寄り「すみません!お名前教えていただけますか?」、彼「佐藤だ」と言い残して走り去ってしまった。追いかけたが渋滞で見失った。僕は「佐藤さん」、「クルマのナンバー」、「ディーラーさんのステッカー」、「車種」だけは把握していたので、まずはステッカーのディーラーさんに事情を説明して「佐藤さん」の所在をお聞きし、僕の自宅にも近い方だと知った。早速、菓子折を持って彼の勤務先の会社へ伺った。なんと大きなバス・タクシーの会社の部長さんだった。僕「今朝は、大変申し訳ありませんでした」。部長「えっ!あんた、どうしてここが判ったの?・・・」とびっくりしていた。僕「僅かで恐縮ですが塗装代受け取っていただけますか?」と菓子折と一緒に二万円を差し出すと、部長「いいよ、ウチは会社で塗装できるから」と、僕の方へ押し戻した。事故のお詫びのはずが、いつの間にか雑談で終始していた。

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