電気自動車

国内外を問わず電気自動車の動きが活発になって来ました。ただし半導体不足による問題がクルマに限らず世界中の製造部門での問題ですから販売ディーラーに売りたいクルマが入って来ない状態が続いています。最近のクルマは電気自動車に限らずコンピュータ制御と電子部品が数多く使用されていますから、半導体不足は生産部門にブレーキを掛けています。ユーザーとしては注文しても何時になったら納車になるか分かりませんし、販売ディーラーすら答えられない状況です。勿論、製造メーカーにすら答えは出せない状況が続いています。販売ディーラーでは受注は取れても納車先送りで顧客からの入金も無く経営上困った状況が続いています。

そこで各販売ディーラーでは売れ筋のクルマを販売を見込んで予め仕入れている在庫新車や、下取り中古車やオークションで落札の中古車を販売するしか方法が無い訳です。しかも、この分だと、新車が売れない為ぬ代替え顧客からの下取車も無く、限りある中古車も減り、在庫新車も底をつくのは目に見えて居ますから、次なる手を考えざるを得なくなっています。これはクルマ業界にとって新型コロナ感染拡大にも似た非常事態です。電気自動車の良さは十分わかっていても現車を手に出来るかどうかです。ガソリンの値上げに連動して経済的と思っていたディーゼルエンジン車用の軽油でさえリッター150円前後と、かつてのハイオクガソリン並み単価になって居ます。従ってガソリン車オーナーもディーゼル車オーナーも出来れば次は電気自動車をと思っているのでしょうが、さて半導体問題は何時になれば解決するのでしょうか。これまでハイブリッド車も随分普及しましたが、確かに燃費は多少良いのですが、古くなってリチューム電池が劣化したとなれば交換に相当額を覚悟しなければなりません。現在の電気自動車も然りで、電池の改良が望まれています。充電済み電池を簡単に交換できるクルマもあることはあるのですが、ファストフードのデリバリーなどに使われている超小型車に限っていて、しかも走行距離は短いものばかりです。現段階での電気自動車もチャージに時間が掛かる事や、インフラ整備が遅れている事など問題は山積しています。私のように毎日50km~多い時には100km近くも走る場合には毎日自宅で満充電しなければいけないでしょうから、便利で経済的なようでいて結構面倒かも知れませんね。電気自動車を購入したとして先ず自宅に200ボルトのチャージャー設置工事をしなければなりません。戸建てなら問題ありませんが、マンションなどでは不可能な場合もあり、電気自動車が完全に普及となれば今後のマンション駐車場やガレージには最初からチャージャーが必須となるでしょうね。当然駐車場代は上がると思いますし、電気使用量も必要になりますね。しかし半導体問題とインフラ問題が解決すれば、冬の寒冷期問題や都市間距離の有る北海道でも電気自動車の普及もスピードアップするでしょう。次に来る本格的な電気自動車の新時代は電池の小型大容量化や簡単な交換式など進化するのでしょうね。今やコストが上がって来た電気に頼り過ぎる事も問題かと思いますから水素エンジンのクルマのようにガソリンでも走る方式も良いかも知れませんね。また、今現在ある電気自動車には小さなバイク程度のガソリンエンジンでダイナモを回して発電した電気をエンジンではなく駆動モーターに供給して走るクルマも多いですね。