フォルクス・ワーゲン・ビートル。まさにカブトムシだ。一見無駄なデザインのように見えるが、このデザインにはドイツ人ならではの工夫が沢山詰まっている。このクルマも軍用車として開発された経緯があるが、過酷な状況下での使用に耐えられるように設計された。まず ①横転しても簡単に元に戻せる丸いルーフ ②トランクを前にエンジンを後ろにしたサンドバギー式で悪路ももぐりにくい ③ダート走行したりしても室内で頭を保護する天井構造 ④水に飛び込んでも30秒間は浮いているので脱出可能 など様々な利点がある。現代のビートルもデザインは似ていて洗練されているが、果たしてどこまで継承しているのだろうか。これも乗ってみなければ判らない。
- 一度乗った憧れのクルマ。
- 好きな曲線。