箱スカGT

ネットで写真を見つけてBMWの旧モデルとばっかり思っていたら、何とフロントグリルに『DATSUN』の文字が。往年の『スカG』こと、スカイラインGTだった。四角張ってはいるがデザインは優れていて今でも通用する。変に華美さがなくシンプルでいて強靭さを感じさせている。古き良き『Made in Japan!』の一つだ。第二回日本グランプリGT-Ⅱで何とレーシングカー「ポルシェ904」に食下がり大健闘の鮮烈デビューを遂げた。当時から流線型のドイツの名車ポルシェに対して真四角で箱のようなコンパクトなスカG。どう見ても勝負はハッキリしていたはずが、意外な健闘で優勝こそポルシェカレラ904GTSに譲ったものの2位から6位までをスカGが占めた。設計者:桜井真一郎氏が北アルプスの山を見て命名したスカイラインGTRは日本の名車として君臨した。僕は後期モデルから広告の仕事で関わった。僕の勤めた会社の東京本部でケンメリの広告を制作していたチームがあったため地元のメーカー系ディーラーさんに出入りするようになったからだ。初めは大きな図体になったスカイラインで好きではなかったが、R32の丸いボディのスカイラインが登場した時から仕事が増え、ラリーとレーシングコースでのイベントも開催。同型のGTRがデビューの時には仙台のサーキットで開催のツーリングカーレースにまで撮影に行った。BMW M3やフォードに混じって4WDのGTRは凄かった。コーナーの内側を難なく攻めて一気に抜く。あの時の感動は忘れられない。スカイラインのGTRは今や別格の高級スポーツカーGTRとして生まれ変わった。

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