電気自動車普及促進策。

クルマを動かすエネルギーとして、ガソリン代より電気代の方が計算上は安い。しかしクルマの価格は電気自動車よりガソリン車の方が安い。中間を取るなら比較的廉価版のハイブリッド車となるが、電気自動車の普及が遅れている原因はインフラ整備の遅れだと言われている。実際に急速充電設備を備えているのは、主にクルマのディーラーさんだが、自分のクルマメーカー系のディーラーさんには行きやすいが、充電のために他のメーカーのディーラーさんには行きづらい。ここまでは当たり前と言えるが、実はもう一つ現代ならではの大きな原因がある。ショールームに商談に来られたお客様や展示会場でお見かけするお客様をよく観察すると、大抵は女性連れだ。奥様か恋人だろうが、一般的だが女性の経済観念は男性と大きく違う。ガソリン代より身近なのが電気代・水道代・ガス代だ。電気自動車は電気を消費するから電気代が一気に上がると計算する。100km走るには30分急速充電で500円。毎日乗れば月に1000kmで5,000円。ガソリン代の一回分の給油代と言っても、余り説得材料にはならない。今以上に高い電気料金を電力会社に払う事自体に抵抗があるからだろう。これからは普及に当たって住宅メーカーの協力も得て、ソーラ発電や風力発電など再生可能エネルギーで自家発電できる住宅とクルマのセット販売プランなどで普及を促す方法も考えなくてはならないと思う。エコカー+エコ住宅のダブル減税など女性や主婦の方にも受け入れられる販売方法を提案したい。クルマメーカーもディーラーさんも、ハウスメーカーも販売会社も、そしてユーザーも納得してご購入いただく事で、全体で環境保護にも貢献できる事にもなる。もう一つ、女性ユーザを納得させるためにも、電力会社も電気自動車利用還元特別料金なども考えていただきたい。

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