クルマ裏ばなし(1)「そこにあります」と指差し対応?

ハウス・メーカーの課長さん。途中入社で苦労して出世し、そろそろ自分へのご褒美にと、いつも通っている幹線沿いの有名国産メーカー系のショールームを毎日、毎日、愛車の窓越しに眺めては「いつかは※△※△」とTV-CMの黒塗り大型セダンに乗りたいと思っていたそうな。と或る水曜日の彼の定休日、現場通いで疲れ果てた小型セダンの愛車で、そのショールームのお客様駐車場に遠慮がちに乗り入れたそうな。彼の服装は普段着のちょっと汚れたジャンパー。この時点で、ショールームの中から何か冷たい視線を感じたが、これまた遠慮がちに玄関に立つと、大きなガラスの自動ドアが開いた。カウンター越しにショールームの奥にいた女性スタッフの冷めた視線と合ってしまった。乗って来たクルマと服装が判断させたのか?女性スタッフ「?いらっしゃいませ・・・?」と低いトーンでの対応。・・・ハウス・メーカー課長さん「※△※△の・・・カタログって・・・あ、ありますか~?」・・・女性スタッフ「そこにあります・・・」と指差した。ハウス・メーカー課長さん、ショールームの片隅にあるカタログ・ラックからカタログを抜いて「どうも・・・」と。隣の国産ライバル・メーカーのショールームに入るなり、大きな声で「▽※▽※ください」とハッキリ言ったそうな。毎日毎日、夢にまで見た黒い※△※△は一瞬にして他メーカーの同クラス、黒い▽※▽※に変ったそうな。その時、彼はジャンパーの胸ポケットから夢をかなえるために貯め込んだ大切な虎の子300万円余の現金を取り出したとさ。その後の彼は通勤コースを変えたそうな。(私が大変お世話になった方から伺った実話)

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