一生は、そんなに長くはない。

僕の仕事柄、広告の仕事でお世話になっているクライアントさんの商品を知人に紹介することがよくある。一例をあげれば「輸入車」などの高額商品の場合だが、すすめると大抵は決まって『お金が出来たら・・・』との返事が返ってくる。お金持ちは別にして、この世にお金が有り余っている人は多くはないと思うが、人生は短い。僕の持論だが『気持ちのいい借金』は心を豊かにしてくれる。例えば高額なクルマの購入の場合は『残クレ』『据え置き型ローン』などの名称のローンプログラム(毎月の返済負担を軽減する)が今は主流だ。つまり全体額の60%ほどを分割返済し、残りの40%余りを最終回に一括返済、または車両を返却する方法だ。大抵最長5年(60回)ローンだから、5年後の車両の査定残価が40%前後と見ての設定だ。特に輸入車など高級車は5年後もそれだけ残価が高いと言う訳だ。但し5年後に事故や傷、走行距離が規定を超えた場合は最終回の据え置き額に査定差額のプラス分が加算される。このような場合で最終回の返済額の負担増などで困り返済できない僕のような人には残価をさらに2年ローンにする方法がある。規定走行距離を極端にオーバーした車両は中古車としても売りづらく、査定も下がるから乗り続けたほうがいいと思うし、最終的には再ローン完済時点(7年)で名義を自分に変更し個人売買の方法があるからだ。また、契約途中で同じディーラーさんの新車に乗り換えたい場合には3年目の車検が来ないうちに買い替える方法もある。この場合、車両下取り査定額は比較的高く見て貰えるため、簡単に新しい車両に乗り換える事ができるが、ローン残債の差額が加算されての再ローンとなり、毎月返済額は少し高くなる。このように高級車でもお得なローンプログラムで、まとまったお金が手元に無くてもすぐに契約はできるからローンの審査と車庫証明さえクリアになれば憧れのクルマにすぐにでも乗れる。『お金が出来たら』といつまでも好きなものを我慢するか、『気持ちの良い借金』で明るい毎日をいち早く手に入れるかの選択は自分自身の考え方だが、購入のタイミングは、3月決算期や、各メーカーの特別低金利実施期間の登録がより負担を軽くしてくれるから狙い目かと思う。僕はこの方法でBMW4台、MINIを1台の計5台に乗った。先日、ようやく借金ゼロになったばかりだ。
 

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