教習所の構内コースでの教習も路上教習も、失敗をなくすには事前の情報とシュミレーションが必要だ。スキーの滑降やスラローム競技でも選手はイメージをシュミレーションしながら滑降前の準備をする。自動車免許もこの方法が失敗を最小限に食い止め費用負担も抑えられる。失敗の連続の果てに実践した僕の経験だが、終業後の自動車学校のコースや検定に出そうな路上教習コースを自転車で走り、イメージすることだ。また本検定の場合に備え、例えばコース略図に「バス停」や「病院」、「消防署」、「学校」、「幼稚園」などの走行時に注意を必要とするもののメモを書き込む。バスが停まっている場面に教習車が差し掛かればバスの陰から人が飛び出すかも知れないからだ、病院は救急車が、消防署は消防車などの緊急自動車の出入りがあるかも知れない。また学校などは下校時に遭遇すれば児童の飛び出しもあり得るし、幼稚園ではもっと注意が必要になる。この事前作業は歩いて行うのが確実だが、距離があるため何処でも停車可能な自転車をお薦めする。ここまで何度も落とされた僕は、この方法で最終的に合格した。今なら、スマホなどで動画を撮影するか、家族等の車の協力で、ドライブ・レコーダー画像に音声を入れれば完璧だ。
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